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Kerberos

ハイリスク&ハイクレイジー

羅生門 

やっと近代の記事に追いつきました。
今回は早く書いてほしいという要望がたくさんあったため尻に火をつけて書いております。
昨日は本当に寒くこっちでは雪が降っていました。今回行ったエリアも雪が積もっており、何度かやめようと思ったのですが、しばらく仕事で岩にいけないので強行して行くことにしました。

岡山某所に着いたのは11時過ぎ、奇跡的にその岩だけは雪が積もっていなくトライできそうでした。さっそくチョークをつけてアップするが本当に寒くて帰りたくなりました。体感温度は2℃ぐらい。一緒に行ったオカモトも凍えながらテナヤナをやっていました。
僕もアップする課題がないのでしょうがなく今回の狙いであるテナヤナダイレクトプロジェクトをアップとしてやることに。

この課題は去年M富君に教えてもらったラインで、昔から岡山のプロジェクトラインとしてトライされていたようです。前回来た時は二手目のゴミカチ取りができず、自分の引き付け力の無さを呪いました。
それからコソコソとトレーニングを重ね、イメージトレーニングとしてナーレの動画を見まくりました。本当にナーレがやるような課題だと自分で思い込んでいました。

この日は前述したように凍えるような寒さで、こまぎりでムーブ練習を繰り返しアップしました。
課題の構成としては実質3手の課題で、一手目が初段ぐらい二手目が二段ぐらい、三手目が恐怖を入れて二段ぐらいでしょうか。
テナヤナは右奥のガバからスタートするのですが、如何せん低く、足がよく地面にあたってしまいました。また、その数手を足してもグレードに影響が出ないことも確認したので、このテナヤナダイレクトプロジェクトは中央のダイクカチからスタートすることにしました。これでも十分SDでスタートできるし、なによりすっきりしていてカッコいいです。

というわけで、さっそく解決していない二手目を取る練習をしました。ですがやはり強烈に悪く最初はタッチするのが精いっぱいでした。そしてついに二手目が止まり・・と同時に絶望が襲いました。
二手目が止まればこっちのもんだと思っていたカチはこの傾斜で持つには本当に悪く、次のガバカチへのランジにいく気になれませんでした。

本当にショックでした。でもその時確信しました、これは四段あると。
その三手目取りは傾斜130℃ぐらいなため部分練習できず、諦めて下からつなげることにしました。
何回か二手目も止まりランジの体勢に入ったのですが、勇気が出ません。
しかし、何回目かのとき二手目と自分がリンクする瞬間が訪れました。思い切ってランジするとガバカチに指がかかりました、が、体はそのまま落ちてしまいました。
絶望だと諦めていたのにここで気持ちが切り替わりました。生きるか死ぬか。生きるために鬼になるしかないと。
指皮も限界をむかえていたので、ラストトライと決めて取り付きました。

一手目はもはや余裕で握りこむ。

二手目は疲れてきたせいか、少し取り外れる、でもここで鬼になるしかないと決めて激しく握りこむ。

問題の三手目。
その瞬間、勢いよくランジすれば恐らく振られに耐えることができないと頭が冴える。
ふわっと出してみる。

止まった。

けど振られ方が尋常ない。弧を描いて足先が天を向く。ヤバイ死ぬ。
耐えろと左手をさらに握りこむ。

一回振られに耐えてから何故か息が苦しい。
そう、いつからか呼吸してなかったようだ。無理やり叫んで呼吸をする。

あとはもう落ちれない一心で登りきる。
岩の上に立った時、左手の指から出血していることに気づいた。
本当にすごい瞬間だったと自分でも思う。おそらくもう訪れないであろう瞬間が確かにそこにはあった。

いろいろ考えてみたがやっぱり四段だと思う。トライ日数が2日間で、自分の苦手な少数手の課題ということを考えても、その価値は十分にあるのではないだろうか。

名を

『羅生門』

「四段」

とする。

それからは気が抜けていたが最後に矢掛に行ってプロジェクトをトライした。
やっぱり上部のカチが悪く、掃除したのにも関わらずまた欠けてしまった。このプロジェクトはムーブを変更しなければいけないのかもしれない。だが、いつかは登りたい。


運よく撮れたのでどうぞ。オカモト氏ありがとう。
2015/02/02 Mon. 16:14 | trackback: 0 | comment: 5edit

忘れないうちにパート2 

仁淀に行ったときの話ですが、特に僕は成果なかったのでサラッと。
タカタは相変わらず強くストイシズムと冥王を登ってました。
冥王は何回か吹き飛んで死にかけてました。本人曰く、お願いだから4段にしてくれとのことでした。確かに4段でもいいかもね。
僕の狙いはストシズムのSD、四段。
ちゃんと狙いを定めてトライするのは今回が初めてで、昔遊び半分で2年前?くらいにやった時は全然だめでした。
でも名古屋時代のパイセンO川5段により初登され、可能なラインとして世に出ました。
どこがスタート?とよく聞かれますが、僕はストイシズムの右下にあるアンダーでスタートしています。河原なので下地が変わることがよくあり、今回は普通に座るとハイアンダーになってしまいますが、マット敷かなくても僕の身長でスタートできるので、もしスタート高すぎるという方は厚めのマットを敷いてやればOKだと思います。
何回か練習して、ついにその解決ムーブを発見しました。それはクロスムーブ。単品でやると100パーセントできる。のにつなげると全然できない!
というわけでショボショボと敗退しました。絶対に次回登ってやろうと思いました。
そのあとは新しいラインをタカタとやってビヨンドという仮の名前をつけました。ホントにヨレヨレになるいい課題なのでこれも次回登りたいです。
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冥王@タカタ
2015/02/02 Mon. 14:47 | trackback: 0 | comment: 0edit

忘れないうちに 

忘れないうちに3週間ぐらい前に行った矢掛と仁淀の話を。
矢掛はオカモトズと一緒に行ったのだがこの日は寒くて雪が降っていました。
まずは行ったことのない鉄塔エリアへ。
アップでビンゴって課題をやったけど、かなり面白かった。次に天狐をやることに。
他の人がやっていたのでマットは十分なのに怖い。絶対に落ちられないと思ってやったら一撃しました。
おそらく寒かったのもありますがスローパー保持トレーニングの成果だと思いました。
次にシシ神エリアへプロジェクトやりに。
先日このプロジェクトは初登されたと聞きました。しかし、名前もついておらず、ちょうどその人が登った後に出くわしたオカモトの話によると、「瑞牆にあったら二/三段だけど矢掛のグレードなら三段でいいと思うよ」と言っていたそうです。
僕はこのシシ神岩の傾斜のクライミングがあまり得意ではないので、何とも言えませんが、どこであったとしても少なくとも三段はあると思うのですが・・・
さっそくトライしたのですが、やはり中間部から上部にかけてがすごく悪く、またランディングも非常に斜めなため思いきったムーブができません。最終的にリップ手前のポケットホールドまで組み立てることができました。次のトライで登れると確信したとき、なんと上部のカチが吹き飛びました。ホントに死んだと思いましたが、着地点がよく難を逃れました。
それからムーブを試してみたのですが、かなり悪くなってしまいました。それよりなにより新たに出現したホールドは安定しておらずパリパリと欠ける始末。。。今回は諦めることにしました。
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ちょうど、うなぎパイぐらいの剥離したカチ

あ、そういえば矢掛の親指君エリアでラブラブ野郎・初二段とカンテの初二段を登りました。
カンテの初二段は得意系なので一撃できました。
2015/02/02 Mon. 14:22 | trackback: 0 | comment: 0edit

年が明けて 

初登りは徳島へ。
アベちゃんと待ち合わせてるパンセのあるエリアへ
着いて早々まーくんとかと濃いからみを終えてアップ終了。
さっそくパンセ・二段をやってみる。上部が悪すぎてメンタルブレイクしそうだったがなんとか登れた。これおもしろいなー
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こっそりとSDパンセを登ってしまうアベ様。

次に隣にある小男鹿・三段をやってみる。どうやら得意系なので核心はそんなにそんなにだった・・・のでSDでやってみることに。まーくんやアベちゃんから暖かいヤジを受けつつ何とかかんとか登りきることに成功。グレードはたぶんお値段据え置き三段だと思うけど・・・三/四段でもいいかも。まだ岩が安定してなくて上部でリアルブレイクしたので気をつけてください。私がタイガーアッパーカットでブレイクしたら、まーくんはサマーソルトキックで蹴散らしてました。

次にアベちゃんのPを一緒にトライさせてもらうことに。
このプロジェクト、マジカッコイイんだけどマジ難しいんです。一手でV12あるような気がします。
ちょっと雰囲気を醸し出して終了の鐘がなるころ、一緒に来てたオカモトが桜花を登った。最近著しい成長を見せているオカモト。
次にカツラギ・二段のあるエリアへ。カツラギはかっこいいんだけど指皮を大根おろし器に捧げてる感が半端ない。少ないトライで登れてよかったよ。
んでまたまたアベPへ。今度はガビガビのルーフで痛い。しかも見た目以上に難しい。潔く敗退。とりあえず上部の蔦類を今度撤去しようと思う。
んで最後は1級のマントル課題。名だたるクライマーが挑戦し、完登者が2人しかいない?らしく、まさにそこは聖域と化していた。そう、ケモノのう○こがまき散らされていたのだ。。。岩の周辺にだけティックマークのように。
まさに神の領域。
早くこの領域から脱出しなければ普通の人間など数分も・・・んでうまいことマントルできたので3人目の賢者となれた。

おわり
2015/01/20 Tue. 12:39 | trackback: 0 | comment: 0edit

精神論 

昨年の年末の話になってしまいますが、九州の日之影と比叡に行ってました。
今回の九州では四段以上をトライすべく行く前から自分の標的をリストアップして向かいました。
しかし、結果から言うと何にも登れませんでした。
もう本当に結果がついてこないことは自分の実力不足以外の何者でもありません。
一緒に行っていたタカタは私が標的にした課題すべてを登りました。わけのわからん強さでした。
そしてその後ものすごくメンタルが崩壊しました。
確かに初段や二段の一撃を何本かしました。しかし満たされません。四段から三段に格下げになった課題も登りましたが、全くうれしくありません。
正直クライミングが楽しくありませんでした。なにをやってるのかわからなくなりました。自分がしたいクライミングとは何だろうと年末からずっと考えています。今まで自分のプロジェクトや人から教えてもらったプロジェクトを登ることに楽しさを見出していた以上、既成課題への執着心というか登りたいというモチベーションが欠如しきっていたように感じます。
しかし、自分の課題を作る以上他の人の課題も登らなければグレードという曖昧な指標がさらにとんでもなく曖昧になってしまうような気がします。だからこそ既成課題を登るのだと解釈してきました。
もちろん既成課題でも心を揺さぶるような課題に出会うこともあります。そんな課題はもちろん楽しく、登った時の感動は計り知れません。しかしそれが自分の登れるグレード以上だと悔しい思いをします。単純に考えたとき、それが今までの自分のモチベーションだったのだと気づきました。
だけど、それだけじゃ物足りなくなっているのだと同時に気づきました。今まで苦手だと思って避けてきた課題たち。2mしかないような岩なんて登らん!と決めていた自分。もっと足の指先、手が岩を触った瞬間、頭の先から飛んでいくような感覚。これらを磨いたときまた新たなモチベーションに繋がるような気がしました。
ま、要するにいろんなクライミングしてみろってことです。
なんか話脱線してますが、今回の九州ツアーではある意味大きな収穫があったように思います。特にメンタル。

あ、そういえば諸注意ですが日之影は基本ナイトボルダーOKのようですが、石棚エリアだけはナイトボルダー禁止とのことです。僕らがトポをダウンロードした2014年12月10日時点では書いてありませんでしたが、その後追記されたようです。
やはりそのエリアの情報はしっかりとリアルタイムで確認しなければと思いました。申し訳ありませんでした。
2015/01/16 Fri. 15:55 | trackback: 0 | comment: 2edit